なぜ私はダメ人間と名乗るのか
「ダメ人間H」
なぜ私はそう名乗るのか。
長らく人類最大の謎として君臨し続けるその疑問へ、今回は震える手でメスを入れる。
1.名乗る理由
私が「ダメ人間H」と名乗り始めたのは、ブログを開設してから。
当初は単に「H」と名乗っていたが、それだけでは覚えてもらいにくいと考え、何か付け加えることにした。
「引きこもりH」や「無職H」といった候補も浮かんだが、将来もし状況が変わったときに名前を変更するのは手間だと思った。
「外出ばっかりしてんのに引きこもりっておかしいじゃん」「収入あんのに無職って詐欺じゃん」などと突っ込まれる未来が、見聞色の覇気で見えたので、未来永劫変えずに済むような二つ名を考えた。
そこで行き着いたのが、私を表すのに最もぴったりで、自認とも一致する「ダメ人間」という言葉だった。
実はブログ名も当初は「H」だったが、検索への引っ掛かりにくさを懸念し、馴染みのある自称をそのまま使って「ダメ人間Hのブログ」という安直かつ分かりやすい名前に落ち着いた。
「ダメ人間H」と検索すれば出てくるが、身の程知らずな理想を言えば、Wikipediaの「H」のページの次くらいに私のブログが表示されるようになってほしい。
切にそう願っている。
2.「悲観的」という指摘に対して
この名を名乗っていると、配信などで来て早々、人が話している話を聞かずに第一印象(名前の「引きこもり」やサムネイルの「ダメ人間」)だけを見て、初見の野郎やアマどもに「そんなに悲観的になるな」とか、私のことをよく知りもしないくせに「ダメ人間なんかじゃないよ」と言われることがある。
そのたびに私は、「悲観しているわけではありません、これが私なのです」という決まりの定型文を、感情ゼロで口から発する。
ちなみに、こうした初見どもは定型文を聞くと思っていた配信者と違ったのか、すぐにいなくなり二度と私の配信に来ることはない。
正直なところ、本人が納得して名乗っているのだから、外からとやかく言われる筋合いはないと思っている。
確かに、ブログの内容は暗い話ばかりなので「悲観的」と捉えられるのも無理はない。
しかし、私を深く知る人なら、これが卑屈になっているわけではなく、ただ「名乗っているだけ」なのだと分かるはず。
私にとってはこれがデフォルトの状態である。
だからこそ「悲観的になるな」と言われても、「どうすればいいの」としか思わない。
3.なぜ自分を「ダメ人間」だと感じるのか
私にぴったりの言葉だと言い切れる根拠は、以下の通り。
・無職・引きこもりから脱せていない
2026年現在、引きこもり歴は約10年、無職歴は5年に及ぶ。
それなのに「外出しがち」に変わろうとも、アルバイトをしようとも思わない。
・現状を変えるための行動を起こさない
変えようと行動してもすぐ挫折すると思っているから動かない。
・嘆きや愚痴ばかりで、何もしない
このブログを読めば、嘆きと愚痴のオンパレードだと分かるだろう。
しかも、それらを吐き出すだけで、解決法や対処法を考えようとすらしない。
・憂鬱な日々を繰り返し、変わろうともしない
毎日ベッドの上で横になり、ネットサーフィンをして半日を過ごす。
時間を無駄にしている自覚も、将来への不安もある。
それでも、私は変わろうとしない。
・何に対しても言い訳を考え、逃げることばかり考えている
何かに立ち向かおうとしても不安や恐怖しか頭に湧き上がらず、億劫になり、言い訳を考えることしかしない。
言い訳を考えるときだけ頭をフル回転できていると思う。
脳みその無駄遣い。
言い訳を考えさせれば一級品ですよ、私は。
・逃げることがデフォルトになっている
ゲームのコマンドで「逃げる」は下から二番目にあることが多いが、私の場合は「逃げる」が一番上。
というか、それ以外の選択肢が今の自分には実装されていない。
アップデートを希望する。
・圧倒的な行動力の欠如
たとえやってみたいことがあっても、「めんどくさい」という名の号令が頭の中に響き渡る。
私の足には、その鎖が固く巻き付いている。
これほど条件が揃っていて、ダメ人間と言わずして何と言うのだろうか。
4.人間は完璧ではない
誰だってどこかしらダメな部分はあると思う。
私は人一倍その要素が多い、ただそれだけのこと。
そう思うようにしている。
自分がマイナスだと思っている部分も、見る人によってはプラスに映るかもしれない。
「お前はダメ人間なのではなく、ただ内気で慎重なだけだ」と解釈してくれる、私にとって都合のいい人がこの世のどこかに存在するかもしれない。
そんな妄想に近い希望を抱きながら、悲観的な思考がデフォルトである自分なりに、気持ちを少しでもプラスの方へ持っていけるよう日々模索している。
5.おわりに
たとえ将来、億万長者になって生活が豊かになったとしても、私が「ダメ人間」と名乗ることは変わらないと思う。
どんな状況になろうとも、自分の中には必ずどこかしらダメな部分が残り続けると思うから。
これからも私は、この二つ名を背負いながら、変わらない日常の中でほんの少しの「プラス」を探して生きていくのだろう。
もしどこかで、私と同じように自分のダメさに肩を落としている人が、この記事を読んで「自分だけじゃないんだ」と少しでも心を軽くしてくれたなら、ダメ人間冥利に尽きる。
人生、いつまでもダメ人間。それでも、日々精進できるといいよね。
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