視線を感じたらガンを飛ばせ!弱者による、弱者のための外出ハック
私が引きこもりになった根本的な原因は病気ですが、引きこもりをより加速させた要因があります。
それは他人の視線に対する恐怖です。
今回は、私がなぜ外に出られなくなったのか、そしてその恐怖をどのようにして克服したかについてお話ししようと思います。
1.ゾンビのような肌と、他人の視線
病気になってからは体調が優れず、寝て過ごす日々を送るようになった。
外出せず日光を浴びない生活が続いた結果、久々に外に出て太陽光に照らされた自分の腕は、まるでゾンビのように不健康な白さになっていました。
また父方の祖母からは「Hは肌が白いね。女の子だったらよかったのにね」と今だったら少しアウトな発言をされたこともあった。
たまに通院などで外出すると、すれ違う人の視線を感じることがあった。
「平日の昼間に子供が出歩いているなんて、きっと不登校なんだ」と蔑まれているような気がしたり、「私の肌が白いからジロジロ見てくるんだ」と思い込んだり。
その視線が怖くなり、より一層、家に閉じこもるようになった。
どうしても避けられない法事などの行事で外出する際は、家族の背中に隠れるようにして、体を縮こませながら歩いていた。
2.ニート戦士ダメ人間 逆襲のH
この恐怖に対する考え方が変わった転機として、「見てくる人が自分に直接何か言ってくることはない」とふと気がついたことだった。
たとえ視線を感じたとしても、すれ違った後にわざわざ振り返ってまで確認してくることはない。
そう気づいた時、そこまで気にする必要はないのだと思えるようになった。
それから私は開き直った。
「見られるのは何かやられっぱなしのように感じて癪だ。どうせならやり返してやろう」と考え、視線を感じたらむしろ睨み返すことにした。
最初は「なにガンつけてんだ!このクソガキ!」と怒鳴られるかもしれないといった恐怖心があったが、家族と一緒の時に「俺にはバックアップ(家族)がいる。もしもの時は家族を囮に残して逃げよう」と弱者ムーブで挑戦してみた。
意外にも、奴らは睨み返されるとすぐに目線を逸らす。
それに気づいてからは「なんだ、大したことないじゃん」と手のひらを返し、視線を感じたら睨み返すようになった。
そのたびに心の中で「フン!!オレの勝ちだ!」と、まるでゲーム感覚で考えるようになり、家族の背中に隠れながら歩くことも減った。
さらに、「俺がこの世界の主人公だぁ!」という、中二病的な考えを持つようになった。
これに関しては映画「トゥルーマン・ショー」の影響で、被害妄想を抱くようになったことがきっかけかもしれない。
「所詮、奴らはNPC(モブキャラ)でしかない。プレイヤーキャラクターの俺に何かすることはできない」と思い込むようになってからは外出への恐怖心は少し減った。
(被害妄想を抱くようになった話はこちら)
これらの考え方を持つようになってからは、一人で外出できるようにもなった。
しかし、別の負の感情が湧き出てきたことで、いまだに引きこもりである状況自体は変わっていない。
3.他人の視線への対処法
最初は難しいかもしれないが、実体験を通じて感じた有効な対処法は「他人は所詮他人。知り合いでもなければ、この先二度と会うこともない」と割り切ることだと思う。
もしくは「他人はそんなに自分のことをジロジロ見るほど暇ではない」と考えるのも良いと思う。
よほど奇抜で派手な格好でもしていなければ、感じるの視線の多くは自意識過剰による勘違いにしか過ぎない。
私のように中二病的な考え方を持つのもいいが、これには少し注意が必要かもしれない。
「皆が見てくるのは俺が有名人だからだ」といった妄想がエスカレートしすぎると、振る舞いまで変わってしまい、客観的に見て「痛い人」になってしまうリスクがある。
あくまで脳内だけで留めておくのがおすすめだ。
4.今はただめんどくさい
現在の私は、他人や外への恐怖心はほとんどない。ただ、外出する目的がないため、めったに外出しない。
正直なところ、今は恐怖よりも「外出そのものが面倒くさい」という気持ちが勝っている。
それに、「青春コンプレックス」のようなものがあって、気軽に外出に行けない。
(青春コンプレックスについてのお話はこちら)
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