引きこもりになったわけ
私が引きこもりになった原因は病気だが、そこからより引きこもるようになったことがある。
それは他人の視線である。
病気になってからは体調が悪くて寝て過ごす日々を送るようになり、外に出ず太陽光を浴びなくなり、気づけば肌が白くなっていた。
たまに外に出たとき、すれちがう人の視線を感じることがあった。
彼らは私の肌が白いから見てくると思っていた。
その視線が怖くなり、より引きこもるようになった。
それでもお墓参りなどの家族行事で外に出ることがあった。
そういった時は、家族の背中に隠れながら歩いていた。
しかし、見てくる人が自分に何か言ってくることはないとわかってからは気にしないようにした。
むしろ見られたら睨み返すようにした。
奴らは睨み返すと目線を逸らす。
そのたびに「フン!!オレの勝ちだ!」とゲーム感覚で考えるようになり、家族の背中に隠れながら歩くことは減った。
また「俺がこの世界の主人公だぁ!」と厨二病みたいな考えを持つようになってから、外出への恐怖心は少し減った。
今は外への恐怖心よりも、外に出る目的がないため、めったに外出しない。
正直、外出するのがめんどくさいっていうのもある。
青春コンプレックスとかもあるしね…
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