家庭金融伝・闇金H君

今回は家族に貸すことよって増やしたお金については話そうと思います。

1.手元にない大金

私は50万円近くのお金を持っている。
持っていると言っても手元にはない。

「無職で今まで働いたことがない私が、どうしてそんなにお金を持っているのか」と不思議に思うかもしれない。

実は、今まで家族からもらったお金をコツコツと貯めてきたからである。

2.資金源のルーツ

私がどうやってお金を集めたのか、主な方法は以下の通り。

・お年玉

言わずと知れた子供時代、最大の稼ぎ時、正月。

自分のお金の大半はお年玉によって得たと思う。
両親、祖父母、叔母、兄などから頂いたものをすべて貯金していました。

・お手伝い賃

父のDIYや白菜の漬物作りなどで、1日1,000円貰えることもあった。
この頃はおそらく、我が家の金回りがよかったんだろう。

また、日常の家事でも稼いでいました。
夕飯前の食器並べや、両親の晩酌で使う炭酸水の準備などで1日あたり100円を得ていた。

最初は1作業10円だったが、作業日報を書くのが面倒になったので、「1日100円」で取引先(母)と契約を結んだ。

これを粉ミルクの空き缶に貯金し、1年かからないで22,000円を貯めた。
ちなみに粉ミルク缶1/3ほどで硬貨貯金に飽きたが、満杯だったら10万円は越えていたのではないだろうか。

ちなみ10円貯金は1年ほどで2,000円ちょいだったと記憶している。

・散髪代の余り

中学生の頃から、1カ月半一度通う床屋の「散髪代のおつり」も貯金していた。

親から散髪代を貰っていたのだが、毎回親に「おつりはあげる」と1回200円貰っていた。

自分の所持金から端数の100円硬貨2枚を払うとおつりはなんと500円硬貨1枚になる。


500円貯金もしていたが、豚の貯金箱が満杯になる前に母から「お金貸してほしい」と言われ、仕方なく貯まりたての500円玉達を貸し渡した。

500円貯金は豚の貯金箱がすかすかの状態だったのでそんなには貯まっていなかった。
母に「貸してほしい」と言われた時点で2万円ちょいだったと記憶している。

硬貨貯金は100円貯金に飽きたときにすべてやめた。

これら以外にも何かしらで貰ってはいたが、おおよそはこんな感じ。

・お小遣いは貰っていない

引きこもり不登校だったこともあり、月々のお小遣いはあまり貰っていなかった。
そもそも外に出ないから使い道もない、なので「要らない」と言っていた。

こうして得て貯めたお金を元に、家族に貸して50万円近くまで利息で増やした。

3.利息の取り始めたきっかけ

初めは欲しいものがなかったので、お金を使わずに貯めていたが、父から「お金を貸してほしい」と頼まれ、優しさから貸した。
その後、母や兄たちからも頼まれた。

ある時、父に「そんなにいろんな人に貸すなら、利息でも取ったら?」と言われた。
私は「利息って何?」と聞いた。
お金を貸した対価としてお金をもらうことだと教えてもらい、それからは利息を取るようになった。

多い時には父、母、長兄、次兄、三兄それぞれに貸していた。
次兄、三兄に貸しても期日までに返してくれた。
長兄は期日を数年過ぎたが、返金時に利息に加えて色をつけてくれた。
父と母はたまに少額返してはまた少額借りてを繰り返し、一向に元金が減らなかった。

4.現在の債務者は母一人

ある時、父に「俺の借金と利息は、お母さんの方と一緒にして」と言われた。
母に確認すると、「それで大丈夫」だと返ってきた。
よって、最終的には母だけに貸すことになった。

返済日は「借用日から8カ月」と約束したが、母に貸してからはもう4年以上経っている。

少しずつ返してはもらっているが、未だに半分も返ってきてはいない。
ちなみに、利息は発生し続けている。

5.最近の貸与

最近、また貯まりつつあるお金を貸すことになった。
今回は1カ月くらいでの返済予定で、2倍にして返してくれると約束した。

また2025年中に「借金全額返す」と母は言い出した。
正直、期待はしていない。

結局、1カ月経つと「返せそうにない」と母から言われ、借金の元金が増えただけだった。

こうして私の口座には、数百円しか残らなくなった。

6.おわりに

今はパソコンが欲しい。
お金が戻り次第、PCを買おうと思っている。

踏み倒されることはないとは思うが、できるだけ早く全額返してほしいと思う。

完済がいつになるのかわからないが、私の優しさを踏みにじることはしないでほしいと思う。

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